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いきものはみないのちをたべる。
それは誰だって変わらない。
彼はそういっていた。自分に言い聞かせるように、ひどく気に病んでいた。
あの日、10にも満たない私が出会った彼は、いのちに飢えた人だった。
人を避けつつも、結局は人から決して離れられない彼は、一体、何だったのだろう。
ああ、いのちのこえがこわい。
たった1日の逃避行で彼が呟いたそれを、私は今でも覚えている。
あなたは一体、何を恐れていたのだろう。
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